「いつか使うかも」と思いながらも、放置してしまいがちなコスメ。ただ、古いコスメの使用は肌トラブルの原因にもなるため、早めに処分したいところです。
とはいえ、コスメをどう捨てればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、古くなったコスメの捨て方をご紹介します。
4月22日は、地球環境について考える日「アースデイ」。この機会に、地球にも肌にもやさしい断捨離をして、家の中をスッキリさせましょう。
古いコスメの使用は肌トラブルの原因に
コスメの使用期限は、一般的に以下が目安とされています。
未開封の場合:製造日から3年以内
開封後の場合:3ヵ月〜1年以内
コスメは開封した時点から酸化が始まり、品質を維持できる期間が短くなります。また、直接手に触れることで雑菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルの原因になることも。
使用期限内に使い切るのが理想ですが、使い切れなかった場合は迷わず捨てる勇気を持ちましょう。
古くなったコスメの捨て方
コスメにはさまざまなタイプがありますが、捨て方のポイントはそれぞれ異なります。ここでは、4タイプの捨て方についてご紹介します。
※コスメの容器は自治体の分別ルールに従って処分しましょう
パウダータイプの捨て方
パウダーファンデーションやアイシャドウなど、パウダータイプのものは容器から中身を取り出し、ティッシュや新聞紙に包んで可燃ゴミへ。
綿棒やつまようじを使うと、中身をスムーズに取り出せます。
スティックタイプの捨て方
リップやスティックタイプのチークなどは、最大限に伸ばした中身をティッシュやキッチンペーパーを使って根本から折り、そのまま可燃ゴミへ。
容器の底に中身が残ってしまいがちなので、綿棒などでかき出しましょう。
リキッドタイプの捨て方
マニキュアやリキッドタイプのファンデーションなどは、ティッシュや新聞紙に染み込ませてから可燃ゴミへ。
粘度があり中身を簡単に取り出しにくいネイルは、容器に除光液を入れて振ってからティッシュなどに染み込ませるとスムーズです。
スプレー缶タイプの捨て方
UVスプレーやミスト化粧水などのスプレー缶は、残った中身を新聞紙の上などで出しきり、ガスを完全に抜いてから不燃ゴミまたは資源ゴミ(自治体によって異なる)へ。
ガス抜きをする際は、風通しが良く火の気のない屋外で、ガス抜きキャップを使って行いましょう。
今回は、「アースデイ」にちなんで、環境に配慮した古いコスメの捨て方をご紹介しました。地球にも肌にもやさしい選択を、今日から始めてみませんか?